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「自分」という最大の敵

雑記

心にひっかかっていたつっかえが取り除かれて、かなり身軽になれた。

ふっと軽くなった気持ちに、「どうしたらいいのかわからない」ってのは甘えなんじゃないかということが浮かんできた。

ここ数日間ひどく動けない状態になっていた。「やらなきゃ」という焦燥感ばかりが募り、行動すらままならない。行動しなければ期限が近づいてきてなおのこと焦る。この循環だった。

この循環は、息抜きでもなく、運動でもなく、時間によって解決した。期日になって「焦り」がピークに達したとき、無心になれた。ただ作業をする機械になった。ただ、これとは別にもう一つ要因があるようにも思う。「徹夜」だ。期日の前日は、作業をまったくしなかったが、その何かしなければという思いに駆り立てられて無駄に徹夜をした。徹夜したために、思考能力が落ちて、ただ動くだけの機械になれたのかもしれない。

あんなにも苦しんでいたのに(所詮自己満)、期日を過ぎてしまったらケロッとしている自分が不思議で仕方なかった。日記を見返し、絶望と後悔と羨望に身を焼いていたことを確かめたあとなら、なおさらだった。

そこで行き着いた思考の終端は、結局「自分」だった。当然の帰結だが、「自分」で自分の首を締めていただけだ。「自分」で自分のハードルを上げて「越えられないよぉ」と情けない声を上げていただけだ。なんとも滑稽だろう。今思えば笑うしかない。

数日前にも書いたが、私に期待する人などいない。あえて挙げるなら、期待しているのは「自分」だ。敵なぞいない。周りにいる人達はみんな素敵で優しくて輝いている。ただ一人、「自分」だけは自分に攻撃してくる。なんとも苦しい世界だろう。

「自分」は厄介だ。「自分」は増殖して、ありもしない敵(仮想敵)を創りだしてくる。でも、彼を味方につけたら敵なぞいない。

私は「自分」を愛するべきなのだ。