駄文をつらねるウェブログ

駄文・乱文・残滓

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仮想敵

存在しない敵というのは、潤滑油となりうる。存在しない敵を媒介することで、絆が生まれる。 たとえば、「友達がお金かえしてくれないんだよね」と目の前の人に言ったときに、たいていは「え、最悪じゃん」という同調が返ってくる。ここでいう仮想敵はその友…

頭脳労働といえど

意外にも身体というのは繊細だと知った。食べるもので、大きくパフォーマンスが左右される。睡眠も同様だ。 頭脳もそうだが、働く体という意味で自分を労りながら過ごしていきたい。

変革期

今、私は従来の状態から脱却しかけている。気持ちが上向きになったと同時に、過去への執着が薄れてきたような気がする。 文章に起こすことで考えが整理されたのだろう。これまでは規範を求め、その規範に従っていたが、これからは規範を自ら作り、そこに従う…

自虐についてリンク

<要約�D>【第5章】逃避のメカニズム(権威主義) 自己否定する心理6つ

なぜ褒めるのか

「褒めればいいと思ってんじゃねぇよ」 そんな言葉が私の頭を過ぎった。 --賛辞に隠されたもの 28日にハロウィンパーティに参加した。そのとき羽目を外しすぎて記憶がすっかり失くなってしまった。あとで聞いた話では、人を絶えず褒めちぎっていたという。実…

なかったことにさせない

とめどなく流れる彼女の涙をみて、地面に吸われてなくならないようにと、なかったことにならないようにと、私は願い、受け皿をそっと地面に置く。

わたしのかけら

唐突に頭の中で何かが弾けて、言葉が生まれる。突拍子もない断片。私はそれらを思考のかけらと呼んでいる。

粛々とした空気

外が徐々に寒くなってきた。空気はとても澄んでいて夜空に星がはっきりと浮かんでいる。人のいない真夜中は粛々とした雰囲気に包まれていて、まるで卒業式前の体育館のようだった。

自分への疑問

巧遅は拙速にしかず、ということわざがある。遅くて巧いよりも粗があっても速いほうが良いという意味だ。 頭でっかちでめんどうごとな嫌いな私にとっては、耳の痛くなることわざである。常日頃から思考が遅いせいで、物事に対処できないし、どの程度やればい…

熱意の文章

友人のブログを見つけた。本人はそれを悔しく感じていたようだった。 私は中学生のときからブログを構えていた。当時のブログを読み返すと、あのときの自分は若くて楽しそうに日常を過ごしているようだった。 物事を知りすぎると純粋さや向こう見ずさを失っ…

飽き

なおのこと、筆が進まない。思考が深みまで行かずに、断片化している。躁鬱でいうところの躁に近い。 たまに喫茶店に行くのだけれど、その場にずっと座っていられない。本を40分ほど読んでいたのだけど、そわそわとしてきてしまった。元から、椅子に長時間座…

ああ。

どうすることもなくなったら、逃げてもいいのだ。 きみが押し殺される必要はないのだ。 きみは生きるんだ。 つらいときは我慢せずに、枕を濡らそう

突き放された

前の患者の記録をつけているのだろうか。私は診療室に用意された丸椅子に座って医師がペンを走らせているのをみている。少しだけ待たされて医師がこちらを向く。 「気分はよくなりましたか?」 「ええ。だいぶ」 以前この医者が出してくれた薬で、私の症状は…

暗さから脱却

悲しみ、沈殿、深淵から脱した先にあったのは、散漫だった。 深かった思考は浅くなり、停滞していた身体はゆっくりと動き出した。

『暗い部屋』の感想

『暗い部屋』というゲームをプレイ完了。感想を書く。ネタバレはない。 様相 『暗い部屋』は、ヴィジュアルサウンドノベルで5時間程度でプレイを終えた。読み終えた時間から推測すると、450頁程度か。これくらいの長さだと個人的にちょうどいい。ゲームは200…

人生は苦しみか、楽しみか。人生の変質

人生をゲームとして捉えてみようかと思った。 『暗い部屋』というノベルゲームで、従兄のお兄さんが世間慣れしていない主人公に、質問を頻繁に投げかける。主人公はその質問に丁寧に答えるのだけど、お兄さんは「そんなに真面目に答えなくていいぜ」と主人公…

媒介物とコミュニケーション

コミュニケーション。媒介とコミュニケーション。話題があるからコミュニケーション。 ここで書かれたコミュニケーションの話。何か共有するものがあってこそコミュニケーションが成立する。 ナンパの手法である「あれ、以前お会いしましたよね?」というの…

だれでも持っている弱さを共有する

他者と共有されるだけで、こんなにも気持ちが変化するのか。 私は「わたしは人間ではない」と自分に言い聞かせて慰めていた時期があった。3年間くらいだっただろうか、コミュニケーションが苦手だということに悩んでいた。笑うことも、相手と共感することも…

白紙の脅迫

何も書かれていない紙を目の前にして、ペンを持つ手が止まる。 手が動かない。 白紙がわたしに「さあ、きみの絵でぼくを埋めてごらん」と期待に目を輝かせるのだ。 (きみの期待には答えられないよ) わたしはペンを置いて、紙を丁寧にしまう。

Omnibus

考えないシステムを作りなさい 考えすぎ。考えすぎ。考えすぎ。 条件反射的に行動することがどんなに楽だと。 カレンダーに、予定が書いてなければ予定を入れる。条件式のように簡単なこと。とても気楽。何も考えない。 何かに夢中になった瞬間に、考えるこ…

楽しいことやっていますか?

楽しいと思うことが少なくなったと今日気づいた。 与えられたこと、目の前にあることをこなしていたら、いつの間にか趣味とかどこかにいってしまった。楽しいと思って始めたことも、そのうち義務感に変わってやらなくなってしまう。 好きだからやっていたこ…

いつもどおりネガティブだったので『空が灰色だから』

『空が灰色だから』というマンガ本を3年位前に漫画喫茶で見つけた。 最初は詩的なタイトルに惹かれて手にとったけれども、中身はとても私にとって最高だった。出てくる女の子は萌えとは掛けはなれているけど、とてもかわいい。ただ、この漫画の魅力はそこじ…

欲求があるから。

まず欲求。以前欲求について明日かけると思いますと書いたが、正直内容が思い出せない。会話の欲求だったような気がする。会話では常に何かしらの情報が行き交う。相手の言葉と自分の欲求を足がかりに言葉を紡ぎだすのではないかというのが私の考えだ。コン…

怒鳴りちらしてしまった

珍しく怒鳴り散らしてしまった。「IQは高いけどEQは低い」なんて言われて。 私にとってそれは死刑宣告というか社会不適合者のレッテルに近かった。言われて気づいた。どれだけ自分がコンプレックスに思っているか。 IQが高いと言われているだけいいじゃない…

コミュニケーションの不完全さ(寄りかかり)

「ああ、ぼくは青春を、青春の大切なものを、おいてきてしまったんだ」 「そう? それなら取り戻そうとは思わないわけ?」 ーー悲観への皮肉 なんということか。 コミュニケーションってのは第三項関係で成り立つという考えをここ数日考えていたけれど、話し…

気分をコントロールする方法ってないもんですかね

ずい分前から悩んでいるのが気分の浮き沈みが激しいということ。 以前、躁鬱病かと思って精神科に行ったけど、全く健康だと帰された。めちゃくちゃ迷惑な人だけど、本当は躁鬱なり鬱なり診断して欲しかった。そういう証明って有無を言わせない力を持っていて…

N重のネガティブ

毎日のように文章を連ねていると、どれほど自分が浅はかだったか思い知ることになる。 あらゆる経験から逃避してきた身としては、ここで仇になったかと後悔する。 ネガティブというのは、物事をすべて後ろ向きに捉えて考えを巡らすことを指すと思う。「自分…

共依存性

Evernoteでは筆が進まなくても、ここにくると筆が進むのはなぜなんでしょうね。宛名性(Bahktin)と聞き手性(Goodwin)の効力を強く感じます。多声性も同時に言及したかったけど、よくわからなさすぎるのでスキップします*1。 宛て名性と聞き手性は他者を予定し…

言葉の責任

「ことばってのは、刃だよ」 僕らは、制約をうまく使って生活している。重力っていう制約の元で僕らは地上を歩ける。言葉だって制約を作る。今語ることと語らないことを切り分ける。 言葉に惑わされる。不思議だろう。本当にそう思っていなくても発言できる…

ひとりで生きたくない

「人はね…」 「うん」 「一人では…、人は独りでは生きられないんだよ」 「あなたのためなら頑張れる」とか「おまえのためにゴールを決めるぜ」って言うけれど、意図的に曲解(悪く解釈)すれば責任転嫁。いや、責任転嫁とは違うか。 家に帰ってきて、「お帰…