何かが足りない
何かが足りないのはわかるけれども、何が足りないのはわからない。そういう微妙な感じというのは、ただただ気持ちを削いでいくだけで、疲弊していく。
他者との折衝は、自分に足りないものを見つけ出せる。他者がいるから、自分がいる。他者がいないと自分がわからない。他者との関係の中で僕らは生きている。
よく指摘されているのが、道端の石ころのように無視し続けられたら自分は惨めな存在なんだと思い込むようになる。一方で、「すごい」「優秀」だと他者から言われたら、そういう人間だと自分のことを思い込むようになる。これは井の中の蛙としてよく言われている。
まぁ、なんだかんだ言ったけれども、他者がなんと言おうと、自分という軸がぶれない人が羨ましい。