駄文をつらねるウェブログ

駄文・乱文・残滓

他人より自分

自分を大切にしない人間なんぞに、他人を大切にできるものか。

至極正論である。ときとして、他者への貢献というのは、承認欲求を満たす上で効果的に働く。「ありがとう」という甘い響きにまた機会があれば助けようと思う。感謝されることが嬉しくて堪らなくなると、それ自体が目的化する。「誰かのために」が「ありがとう」のために変貌する。まさに、鈴の音を聞いてヨダレを垂らすパブロフの犬である。

自分が制御できないとそうなる。自制の精神をもって行動しないと、犬並になるということだ。

私がするべきことは、手を出すことではなくて、将来助けを求めてくるだろう人たちのために、力を蓄えておくことだ。