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干渉

他人への干渉を控えようという話。まず自分第一に動いたほうがいいんじゃないかなと思えてきた。

「人助け」というのが私の心情だったのだけれども、当然誰かのためになることをするには、お金だって、時間だって、能力だって必要。力を蓄える期間がどこかしらで必要。

今は内向きに力を向けて、自分でルールを作って守ったり、自分のためになることをやっている。

これまでの「人助け」は自分から手を出すことが多かった。人が困っていそうだったり、こうすればよくなるという確信があるうときには、積極的に行っていた。でも、それが実は迷惑だったり、いざ手を差し出しても私が対処できる問題ではなかったりすることが多々あった(振り返ってみてわかった)。

最近、一部押し付けがましいことをしていたという自覚ができた(ものすごく遅いかもしれないけれども)。その気づきは本当にでかかった。私に大ダメージを与えて、しかもドクドクのようにじわじわと、いたぶってきた。

結局私がやってきたのは、「親切というオブラートで包まれたエゴ」だと気づいた。その上「自分の手に負えない案件」を積極的に取りに行っていたことにも気づいた。

自分の強い思い込みから生まれた信念というのは、自分の都合の悪いことを見事に隠して、大義名分という皮を被って、他人への干渉を招いていた。ただ「ありがとう」と言われたいという承認欲求から。

そこに気づいてしまった今、押しつけを続けるわけには行かない。だから、今後は他人への干渉を控えようと思う。まず第一に自分の仕事をやって、実績と能力を身につけていく。その様子を周りが見ていれば、ときとして、私に助けを求めるようになる。そのときは、笑顔で誠心誠意助けられるよう、力を蓄えたいと思う。