駄文をつらねるウェブログ

駄文・乱文・残滓

熱意の文章

友人のブログを見つけた。本人はそれを悔しく感じていたようだった。

私は中学生のときからブログを構えていた。当時のブログを読み返すと、あのときの自分は若くて楽しそうに日常を過ごしているようだった。

物事を知りすぎると純粋さや向こう見ずさを失ってしまう。中学生の日記は情報密度が薄い一方で、未来への可能性というエネルギーを存分に感じられる。「今日はこんなことがあって、楽しかったです!」と顔文字付きの日記を読み返して、なんとなく気恥ずかしくなってしまう。同時にあふれだすようなエネルギーにあてられて自分が元気になってくる気がする。

今の自分は、エネルギーが溢れているというよりも、保守的で冷静すぎる。文章こそ上手くなれど、勢いや熱意を感じられない文章になってしまっている。読んでいてつまらない。想像できない。

私の友人たちのブログは、熱意にあふれていて読んでいるのが楽しい。私も滾る思いを熱のこもった文章として届けてみたい。