駄文をつらねるウェブログ

駄文・乱文・残滓

会話に入るタイミング

3/30に、あるコミュニティに参加してきた。東京へ出てきて初めての会合。コミュニティの様相もわからない。

なかなか話しかけられなくて、自分の引っ込み思案加減に嫌気が差した。なんというかタイミングがつかめないのだ。誰かから、声をかけてもらえば話すの簡単だが、それまでが難しい。言語学の分野では、オープニングと言うらしい。お互いが会話(共同行為)への参与を開始すること、巻き込むことがオープニング。会話を終了させるのをクロージング。これらはなかなか高度な行為。一方的に打ち切ることもできるが、相互に了解しながら行うことは非常に難しい。片方が続けたがっていれば、もう片方は打ちきれない。お互いの細やかな調整の結果、成し遂げることができる。(日本人は、クロージングが苦手のようだ(別れ際のお辞儀の回数を見ればわかる))

まぁ、そんなわけでいつもどおり、「借りてきた猫のように」ポツネンとしていて、ちょっと窮屈な思いをした。とりわけコミュニティには自分よりも年上の人が多く、会話術に長けていて、右に左と話題が転回していたので、入るタイミングを取りづらなかったように思う。

簡単に会話に入るには、自己開示だろう。「自分***についてよく知らないんですけど」と割り込んでしまう。こっちに巻き込んでいくパターン。割と使う。