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コンピュータの意見

コンピュータは奴隷だった。計算結果がほしいから、コンピュータに計算させていた。

今では、計算自体が複雑化していたり、データが膨大になっていて、人が結果を予測しづらくなってきた。

ブラックボックスとなったコンピュータは、私たちともはや対等になっている。

「これどうなりますかね?」と人が質問し、「ここに特徴があります」とコンピュータが答えてくれる。

コンピュータが「これはゴミデータですね」と返せば、人は別の性質を持ったコンピュータに「あいつはああいったけど、あなたはどう思いますか?」と相談する。

「数字で語れ!」という言葉を曲解するとこういう風にも考えられる。

コンピュータは奴隷ではなく、人になったのだ。