駄文をつらねるウェブログ

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ファンとページビュー

ファンを大切にしたい気持ちと、今のウェブについて考えてみた。

昔、mixiで足跡という機能がある。それを見れば、誰がいつ自分のページを訪れたかわかる。足繁くページを訪れてくれる人もいた。

今のウェブページでは、基本的に同一ユーザーは計上しない。異なるユーザー、つまり何人がページの訪問したか計数される。

私が注目するのは、同一のユーザーがどの頻度で訪れているのか?という数値だ。ここでは、何度も訪れるようなユーザーをファンと呼ぶ。tumblerやTwitterなどでは、サイトを通じて交流していくうちに、固定化されたユーザーが見えてくる。

コンテンツはたくさんの人を惹きつけた方がいいが、それだけが良いわけではない。マイノリティだが、一部では強烈に支持されているものでもいいはずだ。後者を支援する仕組みが、先ほど述べたファンである。

ファンはただの数値ではない。誰が見てくれているのか、誰が何度見てくれているのか、を数値で表してくれるものだ。

コンテンツというのは、ただ大勢にうければいいのではなく、いろんなコンテンツがあって良い。多様なコンテンツを生み出す支援できる仕組みがファンだと思っている。同一ユーザーが何回見たのか、もっとも自分のコンテンツを閲覧しているのは誰かという情報が、コンテンツを作る人にとっては重要じゃないのだろうか。

もっと多くの人に見てもらいたいよりも、期待してくれている1人のファンに向けてコンテンツを作ることも一つの方略だと忘れないでいたい。