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憂さ晴らしの一日

昨日は嫌気が挿した物事があったので、憂さ晴らしに飲みにでかけた。友達と二人で。

お酒を飲むのは久しぶりで楽しかったけれども、今日考えなおすと良い選択ではなかった気がする。愚痴が口をついて出るし、よくわからない支離滅裂な話をしてしまった。

ネガティブな気持ちでいることが多いせいか、口を開けば否定的な言葉ばかり喋っている気がする。お酒の有無にかかわらず。

どこかで聞いた話だが、「後ろ向きなことを言うほうが、思慮深く思われて知的に見える」らしい。この話を受けて損失回避性という心理を思い出した。平たく言えば、得をするよりも損をすることを回避しようとする人間の心理。だから、マイナス面を主張する人に対して「確かに」と頷いてしまうのか、と妙に納得した。

いつもお酒を飲むと後悔する。逡巡なしでいろんな言葉を喋ってしまうから。その言葉はたいていマイナスな言葉だから。

最近「魔法の4秒」という本を流し読みした。「感情的に言葉を発する前に、4秒待って考えよう」ということが冒頭に書いてあった。お酒を飲むと、そういう思慮が、まったく無くなる。たぶん、お酒を一緒に飲んだ相手もあまりいい気持ちではなかっただろう。

一言で言えば、飲み過ぎ。別に実害はないのだけど、介抱が必要とかそういうのはぜんぜん違うけど。ここ数ヶ月でお酒はほどほどにしようと何度も思ったけど、一時の快楽に溺れて毎度も失敗している。

お酒は飲まないのが一番だ。お酒なんて、おおよそ害しかないのに、なんで飲んでしまうのだろう。