駄文をつらねるウェブログ

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未来に考えを巡らせる

「そんなことないはず」

そう思っても、案外そうなっていたりする。このバイアスが仕事ができるできないに直結するような気がしている。「そうなっているのか」と鵜呑みにすることは、良くないけれども、鵜呑みにした上で、次の対策が打てる人は強い。

「そうなっているのか」「なら、こうしてみよう」と、次へ進める。「そうなっているはずがない」と思ってしまうと、それができない。

「ここ間違っているよ」と指摘されたとき、「確認して修正します」と言える人は強い。「ここ間違っているよ」と自分の仕事を指摘されて誰だっていい気はしない。「あれ、そんなはずはないのだけど」と確認する人が大勢だろう。このときには、自分の過去に意識が向いているけれども、次の手を打つ人は、未来に向いている。

もし、間違いが事実だとしたら、どういうところへ影響がでるか、どこが原因か。未来に考えを巡らせること、それが仕事のできる一つの要因だろう。