駄文をつらねるウェブログ

駄文・乱文・残滓

読書会に参加した

初めて読書会と呼ばれるものに参加した。

課題本は私にとって簡単なものだったが、ほかの参加者は苦戦していた模様。一度読んだだけだったのに、だいたい覚えていた。そういう意味で自分の位置づけが知ることができた。案外本を読めている。私自身は自分勝手に読書しているだけで誰かと本について詳しく話すという機会がなかった。最近では難しめの本に手を出して、(読書猿さんの後追い)私の読解力のなさに愕然としていたのだけれど、参加者内では、それなりに読めているようだった。

読書会の会場は本屋だったので、気になったデータ分析の本を買って帰った。予定外の出費で悔しかったが。

私はバイトをした経験が少ないため、このようなコミュニティに所属することは勉強になる。世の中にはいろんな人がいて、コミュニケーションをとっている。受け答えの方法も一辺倒ではない。今日の読書会にしたって、じゃっかん強引な進行に対して、「どうすればもっと自然な進行になるか」「私だったらこうするだろう」とかメタ的な視点で勉強していた。

読書会へは初参加で、何人かは初対面だった。序盤で、この人は感情的なタイプだなと会話の運び方で判断して、最後まで終わってみれば直感があたっていた。私の言動が大人びてみえると話になったりした(そんなことないと思う。むしろ猫背で頼りなく見えることを個人的に気にしていた)。雑談混じりで会話が進んだが、本当の雑談とはこういう感じなんだなと勉強になった。

いくつかノンバーバルコミュニケーションをミスしたらしく、不用意に注目を集めてしまったり、聴き手であることをアピールしすぎて、しまったりした。今まで私が積み重ねてきたノンバーバルコミュニケーションの方法では、一部不適切だったようだった。

もっと会話の勉強がしたい。会話がうまくなりたい*1。会話は人間関係の潤滑油だから。

*1:落語がとても勉強になるという話を耳にしたことがある。