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断る選択

とても豪華な夕飯(ポークローストの野菜添え)を作った。これで二・三日夕食には困らない。

今週の月曜日から、自分で定めたルールに従うようにしている。時間通り完璧にこなせているわけではないが、順調に活動できていると思う。ルールに従っていると、現実世界であるから当然のようにイレギュラーが発生する。たとえば「他者の誘い」。「一緒にご飯に行きましょう」と誘われる。何度か断って気づいたが、私が行かなかったところでなんの問題にもならないということだ(ほとんどの場合)。当然、一緒に雑談したかったなぁとか、おすすめのお店だったのにとか相手方に申し訳なさは感じていた。

申し訳なさが少しでもあると、誘いには乗りがちになってしまう。今回断ることができたのは、自分ルールがあったおかげだ。「今日は**の日と決めているので」「家でやらなきゃいけない用事があるので」を盾に断れる。断ってしまったら、相手の名誉のためにも断る理由に使った内容を遂行しなければならない。

断るというのは、自ら選択するということだ。自ら別の選択肢を選びとる行為。自分の定めたルールに従う日々を過ごしたときに気づいたのは、自分は意外にも自ら選択していないということだった。何度も書いているが、相手に委ねてしまうことが多い。誘われたから、という理由であっさりついていく。

その場限りでみれば、誘われたことにも理由があるはずだから(同僚だからとかメンバーだからとか)誘いに乗ったほうが良い場合も多いだろう。しかし、長期的に見たらそれは些末事かもしれない。ダイエット中に、豪勢な食事に誘われて、ついていったら体重がとんでもなく増えていたなんて! 断るということは未来の痩身な自分を選びとるということだ。

断る行為は、自らの人生を決める上でとてつもなく重要な行為だ。自ら選択肢をつかみとって、自分の未来を描いていきたいと思う。