駄文をつらねるウェブログ

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欲求があるから。

まず欲求。以前欲求について明日かけると思いますと書いたが、正直内容が思い出せない。会話の欲求だったような気がする。会話では常に何かしらの情報が行き交う。相手の言葉と自分の欲求を足がかりに言葉を紡ぎだすのではないかというのが私の考えだ。コンピュータは人が話しかけてきて応答を返すように設計されていることが多い。コンピュータ自身に欲求はない。相手(人)の話した内容だけを足がかりに次の言葉を選ぶ。

人間同士での会話では、相手の話した内容だけでなく自らの欲求をも考慮される。相手(話した内容)と自分(欲求)のせめぎあいの中に会話がある。

数学では、答えが無数に存在する連立方程式が存在する。未知変数が3に対して、式(制約)が2本しかない場合などである。自由すぎて(制約が少なすぎて)一つの解が定まらない。

相手だけを制約にするのではなくて、自分の欲求をも制約に加えるだけで、より簡単に言葉が選べるんじゃないかと思う。欲求があることでコミュニケーションというやりとりができるんじゃないか。

欲求というのは手がかりじゃないかと考えている。

欲求がなかったらきっと、「そうなんだ」「へぇ」「すごいですね」くらいしか返せなくて相手が退屈してしまうこと間違いない。ついさっき電話でやってしまった私が言うのだから間違いない。